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再びインド映画を見る:7日目
ハンピには夕日を見に行くのにだいたい午後の2時頃にハンピ行きのバスの乗るので、午前中は時間がありました。
そこでホスペットの街をぶらぶらと散策していると映画館を発見。
この俳優は少しだけ知っていたのでさっそく見ることにしました。
このアイキャッチ画像にしている映画の看板のインド俳優はラーム・チャランといって「バーフバリ」のS.S.ラージャマウリ監督が9年前にラーム・チャランさんを主役にした「マガディーラ勇者転生」という映画が「バーフバリ」の原点と言われて、日本でも映画館で短期間だけど公開していたので気になっていました。
そしてインドはすべての映画館ではないけれど、私の記憶だと確かここの映画館で映画が始まる前にインド国歌が流れて観客は全員起立して一緒に歌っていたような…。
こういう時って純粋に外国人はどうしたらいいのかな?と思いました。
私はなんとなくインドに敬意を払う意味で周りの人と同じように一緒に立ったけれど。
難しく考えることはないのかもしれないけど、どうするのがインドの人達に対して失礼がないのかな?とふと思いました。
そしてインド映画の特徴としてほぼどの映画でも途中休憩があります。
そこで約10分前後の間にトイレに行ったり軽く食事をして後半がスタート。
このラーム・チャランさんの映画は見終わってみて、マイソールで見た映画よりは映像だけで内容を掴みやすい感じはしました。
でもやはりどのインド映画にしても映像だけだとどうしても限界があり、言葉がわかればもっとおもしろいのかなと思いました。
でもインド映画の特徴の途中に歌や踊りがあり雰囲気はとても楽しめました。
バスの切符が取れず飛行機に変更:8日目
寝台列車の切符はインドに着いた初日のベンガルールで購入したけど、ハイダラーバード~ベンガルールのバスは列車と違って本数もあるし旅の後半で購入しても大丈夫かな?と思っていました。
そこでホスペットの滞在中に午前中は時間があるので、そろそろバスの切符を購入しておこうと宿の近くの旅行会社に行ってきました。
すると私の考えが甘かったのか希望する日時でのバスがなくて…。
「格安航空券を購入する」の記事にも書いたけれど、実際に旅をしているとやはりハイダラーバードから帰りの飛行機に乗るのが楽だったかなと感じていました。
インド最終日にベンガルールで1泊するのも時間的にちょっと中途半端になることもあって、かなりハードだけどハイダラーバードからベンガルールまでバスで行って、そのまま空港行きのバスに乗るのがスムーズかなと思い、インド最終日はバス移動を考えていました。
でもその代わり移動続きなので、これから帰りの飛行機もかなり疲れるのにすでにバス移動で疲れているのもどうかなというのはありました。
そしてけっきょく希望する日時のバスがないということで、どうしようかなと。
絶対に帰りの飛行機の時間までに間に合わせなくてはいけないことだけは確かなので、どこかでなんとかなる、なんとかしなきゃと思っていました。
そしてそこの旅行会社は諦めて、とりあえず別の所にも行ってみることに。
するとやはりそこでも希望する日時のバスは埋まっていてないと言われ、もっと早くに動くべきだったかもと後悔。
でもそこの会社のスタッフが「バスがないなら飛行機はどう?」と言ってくれて「そうだ、飛行機があったんだ!」と気づきました。
そのスタッフに言われるまでインド国内の飛行機の移動はまったく考えてなくて頭にも浮かんできませんでした。
もうバスがないなら仕方ないと飛行機のチケットを購入することにしました。
インドの飛行機のチケットはインドの物価からしたら高いけれど、日本の物価を基準に考えれば安いのでそこは割り切ることにしました。
でもこれって少しでも格安で航空券を購入したのに、今回の分でハイダラーバードから帰る航空券とそれほど金額が変わらなくなっていて…。
インドは移動だけでも体力を消耗するので、次にインドに行く機会があったら別々の空港のIN・OUTにしようと思いました。
ホスペットでは両替が出来ず…。
飛行機のチケットを購入することにして、現在の手持ちのルピーのお金を見たら足りなかったので両替をすることにしました。
ホスペットで普通に両替できると思ってたので、宿のスタッフにそれらしき場所を聞いて簡単な地図を書いてもらって行ってみるとまったく見当たらず…。
その付近の人に両替する場所が近くにあるかどうか聞いて行ってみると銀行だったり。
あっちに行ったりこっちに行ったりとベンガルールの列車の切符売り場の場所を探す時と同じ状況になりました。
そして旅行会社のスタッフにも両替出来ないことを言うと、ちょっと調べてくれて意外なことにハンピの方にあることがわかりました。
ハンピは観光客は来るけど、両替が出来るとは思いませんでした。
さっそく午後にハンピに行って両替しました。
ちなみに両替は旅の間、インドに着いた初日の空港とハンピの2回したけれど比較すると、空港はあまりレートは良くありませんでした。
インドが初めてだったりルピーを持っていなければ、初日の空港で両替するしかないけれどそこでは少額にして、後日街中で両替した方がいいかもと思いました。
ただそれはスムーズに両替所が見つかればの話だけれど…。
3日間のハンピのバスの往復
最初、初日にマッタンガーヒルから夕日を見たからいいかな?と思っていたけれど、結果的にホスペット滞在中の3日間毎日夕日を見ることになりました。
1回見ても何かまた見たくなるというか…。
やっぱり自然の力に心が癒されているのな?
それとホスペットからハンピまでのバスの往復で窓から見える景色も楽しめました。
バスの通り道の途中に住宅街のような所がありその光景を見て、インドの人達はどんな生活をしてるのかなと考えたり…。
それとこのあたりはベンガルールやハイダラーバードの都会に比べると、地方という感じでそれは女性の服装や髪型に現れていました。
都会だとTシャツにGパンの女性の姿を目にしたけれど、このハンピのバスの往復で乗っていた女性を見る限り、全員サリーかパンジャビ・ドレスで黒髪の長い髪をしばっているかまとめているか1本の三つ編みにしていました。
ここではこの姿が綺麗で美しいとされて受け継がれているのかもしれません。
ふと私の肩よりも短い髪型はどう見えてるんだろう?と思いました。
でもそれ以前に外国人の女性が1人でここに来ていることに何か感じるのかも…。
ハンピで夕日を見終わってホスペットのバススタンドに着く頃には外は真っ暗だけど、ここの周辺が人通りの多い活気のある場所でその時間に歩いていても大丈夫だったので、バススタンドに着いた後に近くのレストランや食堂で夕飯を済ませてました。
そしてその後バススタンドの売店に寄ってみると、そこには「バーフバリ」の主演俳優のプラバースさんの写真がでかでかと載っている冊子が!
思わず購入してしまいました。
ここのホスペットやハンピはマイソールと同じカンナダ語で「バーフバリ」の映画のテルグ語ではないけれど、現地の文字が入った冊子などはここに来た記念になります。